【TOEIC】高得点を取りやすい月はあるのか?!平均点が高い月・低い月

本サイトでは、TOEIC® Listening & Reading Testに関する情報、勉強方法を公開します。本サイトのTOEICスコアに関する数値情報は、ETS公式サイトより引用してます。(https://www.iibc-global.org/toeic/official_data/lr.html

目次

TOEICテストの点数算出方法

まずTOEICテストでは、テスト毎に難易度が変わらない様に試験問題内容について工夫がされていますが、毎回のテストを全く同じ難易度にすることは困難です。

例えば、同じ英語能力を持つAさんとBさんが異なる回のテストを受講したとしましょう。

Aさんが受験した回は問題の難易度が低く700点獲得できましたが、Bさんが受験した回は難易度が高く500点しか獲得できなかったとしたら、不公平ですよね?

そこで、テスト毎に点数が補正されることで、受験回に関係無くAさんもBさんも近い点数を獲得できる仕組みになっています。

補正方法の詳細については公開されていませんが、補正方法について2つの仮説が考えられます。

  1. テスト毎に、その回の受験者の英語レベルを考慮し、点数補正が行われる(偏差値方式)。
  2. テスト毎の難易度の差を無くすように、点数補正が行われる。

仮説1.が正しいとすると、偏差値のように、むしろ毎回のテストの平均点は同じになりますよね?

しかし、実際には平均点は受験回毎に異なっており、受験者のレベルによって補正されるのではなく、仮設2.テスト毎の難易度の差を無くすように補正されていることが分かります。

月別の平均点・受講者数の関係

2016年5月よりTOEICの問題形式が変更されました。2020年1月よりコロナ流行が発生しました。両者による影響を含めないために、2017~2019年のデータについて解析しました。

受験月と受験者数の関係

受講月と受講者の関係

受験者数は、1,3月が最も多く、4,10月が最も少ない。

1,3月が最も多い要因は、就職活動でTOEICスコアを活用したいと思う人が多い事と考えられます。次に受験者数が多い月は9月で、夏休み中に英語勉強した人が実力確認のために受験することが要因と考えられます。

一方、4,10月が最も少ない要因は、上記の反動と考えられます。

受験月と平均点の関係

受講月と平均点の関係

平均点は10月が最も高く、3月が最も低い。

3月が最も低い要因は、就職活動のためにレベルが低い人も無理して受験するためと考えられます。

10月が最も高い要因は、就職活動の時期では無く、また長期休みから一定期間が空き受験する人が少なくなり、レベルが高い受験者の割合が増加したためと考えられます。

まとめ

  • 3月は受験者数が最も多いが、平均点は最も低い。
    就職活動などの目的で、レベルの低い受験者が増えたことが要因と考えられる。
  • 10月は受講者数が最も少ないが、平均点は最も高い。
    特に就職活動などのイベントのある時期では無く、また長期休みから一定期間が空くことで、特需的に受験する人が少なくなりレベルが高い受験者の割合が増加することが要因と考えられます。

TOEICで高得点取るためにどのように勉強すれば良いの?と悩んでいる人は多くいると思います。私自身もこれまでに何度かTOEIC勉強をしてきましたが、なかなか点数を上げることが出来ませんでした。試行錯誤した結果行きついた、より効率的なTOEIC勉強方法を「【TOEIC】社会人向け800点越えるためのおすすめの勉強法と参考書・問題集・本」にまとめさせていただきましたので、もし良ければ参考に頂けると幸いです。

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